ホンダが2011年4月、米国市場へ投入した新型『シビック』。同車について、米国の有名消費者誌が、「積極的に推奨せず」と評価していたことが判明した。
これは、2日発売の『コンシューマー・レポート』9月号が掲載したもの。米国で販売されている最新の小型セダンやハッチバックをテストし、消費者に推奨できるかどうかを示した内容だ。
同誌によると、新型シビックはテストした12台の小型セダン中、11位の評価。獲得ポイントも、先代の78点から61ポイントも下げ、17点にとどまった。
そして、同誌の新型シビックに対する総合評価は、「積極的に推奨せず」。同誌はその理由として、「ステアリングの剛性不足、ブレーキ性能の弱さ、乗り心地の悪さ、内装の質感低下」などを挙げている。
今回の同誌のテストの最高評価は、ヒュンダイ『エラントラ』。シビックは過去10年、同誌のテストの小型セダン部門で、常にベスト5に入る高い評価を受け続けてきた。