クラウド基盤を活用、プレス機の保守支援

自動車 ビジネス 国内マーケット
システム構成・利用イメージ
システム構成・利用イメージ 全 2 枚 拡大写真

 富士通は2日、栗本鐵工所と共同で栗本鐵工所の顧客の場所に設置された鍛造機械プレスを遠隔で保守するためのインフラを構築したと発表。栗本鐵工所が8月より「クリモト遠隔保守サービス」として提供を開始する。

【画像全2枚】

 同サービスは、富士通のクラウド基盤を活用した「FENICS II M2Mサービス」を利用して、顧客先に設置された鍛造用機械プレス「C2Fシリーズ」の保守情報をオンデマンドで取得する仕組みと、既存の栗本鐵工所の保守支援システムとを連携させる。

 これにより海外でのトラブル発生時に、栗本鐵工所の専門技術員が該当機械の状況を日本からリアルタイムに把握し、遠隔での復旧や顧客企業の作業員へのサポートを実施することができるとしている。富士通は、「機械停止時間の最小化・過去履歴などのノウハウ共有・原因調査を目的とした専門技術員派遣に必要な費用の削減が可能となる」とコメント。

 今後栗本鐵工所は、同サービスの対象製品や用途、地域を拡大していくとともに、設備稼働情報にもとづいた製品開発や予防保全提案をおこなっていく。同社は3日~6日に東京ビッグサイトで開催される「プレス・板金・フォーミング展(MF-Tokyo2011)」に出展する。

富士通、遠隔で鍛造機械プレスを保守できるインフラ「クリモト遠隔保守サービス」を発表

《編集部@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  2. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  3. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  4. メルセデスベンツ『GLC』新型、V8エンジンなるか!…12月のスクープ記事ランキング
  5. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る