トヨタの伊地知専務、営業赤字1080億円でも「最小限に抑えることができた」

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ・ヤリス(北米仕様)
トヨタ・ヤリス(北米仕様) 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車の伊地知隆彦専務は、営業赤字に転落した2011年度第1四半期(4〜6月期)決算の評価について「自治体や仕入れ先の協力で想定をはるかに超えるスピードで復旧できた」と述べた。

第1四半期の連結決算は、東日本大震災による部品不足で減産を余儀なくされ、連結販売台数が前年同期比32.9%減の122万1000台にとどまったことなどから、営業損益が1080億円の赤字に転落した。

伊地知専務は「4〜6月は赤字となったが最小限に抑えることができた」と評価。

サプライヤーの協力などで、想定していたよりも生産回復が前倒しできる見通しとなり、通期業績見通しを上方修正した。連結の通期販売見通しは「760万台と、従来予想よりも36万台上積みし、営業利益も1500億円上乗せして4500億円になる見通しとなったのは、関係者のおかげで」と述べた。

その上で「今後もグローバルで収益構造を改善し、前期を上回る利益をあげられるよう頑張りたい」と決意を示した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  3. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  4. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  5. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る