野村総合研究所(旧ユビークリンク)がiPhoneおよびAndroid端末向けに提供しているナビゲーション、『G-BOOK全力案内ナビ』。
その名称からも分かるように、トヨタ自動車が提供するテレマティクスサービス『G-BOOK』のスマホアプリ『スマートG-BOOK』との連携により、地点共有やオペレーターサービスによる目的地設定、施設情報案内が可能だ。
◆使ってみてその便利さが実感できるオペレーターサービス
オペレーターサービスの利用はごく簡単でスマートG-BOOKのアプリからオペレーターサービスを選択するか、G-BOOK全力案内ナビのスマートG-BOOKメニューから「オペレーターで検索」をタップするだけ。あとは会話をしながら探したい場所を指定すればいい。面倒な操作は必要なく、画面に注視して運転の注意が削がれる危険もないため安全だ。
ナビゲーションは、従来より提供しているスマートフォン向けナビアプリ「全力案内!ナビ」の機能を受け継ぎ、リアルタイム音声ガイダンスや独自のプローブ渋滞情報、さらにVICS(一部アプリでオプション)も加えた渋滞考慮ルートなど、特にリアルタイムの交通情報に強みを発揮する。さらに徒歩ナビとしても利用が可能だ。
◆au端末では月額プランも登場
課金体系はiPhone向けでアプリ標準がプローブ機能が付き半年間900円、さらにVICSやオービスお知らせ機能、交差点拡大表示などが可能な「プレミアムオプション」として半年間700円(アプリ内課金)で利用できる。また、Androidではオプション課金に対応していないため標準アプリの半年間900円とiPhone版のプレミアムオプション相当の機能を加えた「プレミアム」が半年間1700円という料金設定になっている。
また、7月に行われた機能拡張ではau向けのスマートフォンについては、au oneマーケットで月額263円で「プレミアム・G-BOOK全力案内ナビ 月額コース」が選択できるようになった。これはオペレーターサービス/プローブ/VICSといったフルオプションの機能が利用できる。さらに2011年の10月末まではキャンペーンとして、60日間無料で利用が可能。