ボルボ S80 のパワステが重くて燃える

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改善箇所説明図
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ボルボ・カーズ・ジャパンは4日、ボルボ『S80』のパワーステアリング油圧配管に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、2006年10月20日~07年6月23日に輸入された597台。

不具合は、(1)パワーステアリング油圧配管のホース取り回しが不適切なため、配管内の油圧が高まり、リターンホースが損傷する、(2)右ハンドル使用車で、リターンホースの耐熱処理が不十分なため、排気装置から熱の影響を受け、リターンホースが早期に劣化する---の2か所。

いずれの場合も、パワーステアリングオイルが漏れ、ハンドルの操作力が増大するおそれがあるほか、漏れたパワーステアリングオイルが排気系部品に付着して車両火災に至るおそれがある。

(1)の不具合の場合、ホース取り回しを点検し、不適切な場合にはクーリングコイル、フルードリザーバータンク、リターンホースを新品と交換する。(2)の不具合では、リターンホースを対策品と交換する。

不具合発生件数は6件で、市場からの報告で発見した。火災事故が3件起きている。

《レスポンス編集部》

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