トヨタ、「燃料電池車の価格は現状で1000万円」

自動車 ビジネス 海外マーケット
トヨタの燃料電池実験車、FCHV-adv
トヨタの燃料電池実験車、FCHV-adv 全 2 枚 拡大写真

各自動車メーカーが、研究開発を続けている燃料電池車。その市販に際しての最大のネックといえる価格に関して、米国トヨタのエンジニアが興味深い発言を行った。

これは2日、米国の自動車メディア、『ワーズオート』が報じたもの。同メディアの取材に応じた米国トヨタのエンジニア、ジャスティン・ワード氏は、「水素タンクの自社開発などにより、現状で燃料電池車の価格を1台当たり1000万円まで下げることに成功した」と話したという。

2000年代初頭、燃料電池車の開発が本格的にスタートした頃、燃料電池車の価格は1台2億円とも言われた。トヨタのエンジニアの話から判断すれば、この10年間で価格は20分の1まで下がったことになる。

トヨタは旧『クルーガー』をベースにした燃料電池実験車、『FCHV-adv』で市販に向けた実証実験を展開中。2015年の市販時には、価格を5万ドル(約390万円)まで下げるのが目標とも伝えられている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついに生産終了、スズキ『Vストローム650』がなぜ今も「傑作マシン」と語り継がれるのか
  2. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  5. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る