電力センサー内蔵のスマート電源タップ

自動車 ビジネス 国内マーケット
「ゲートウェイ」-「スマートコンセント」-「ノートPC」接続状況
「ゲートウェイ」-「スマートコンセント」-「ノートPC」接続状況 全 4 枚 拡大写真

 富士通は9日、横浜市と共同で、横浜市役所のオフィスで使用されているPCの省電力設定の効果を測定するため、電力センサー内蔵のスマート電源タップ(スマートコンセント)を用いたPC消費電力量の測定実験を実施したことを発表した。

 調査範囲は横浜市庁舎内のオフィス(総務局IT活用推進課、および温暖化対策統括本部)の事務用PC36台(デスクトップPC:5台、ノートPC:31台)。6月9日~15日の期間に現状設定で計測を行い、16日~22日に省電力設定を行って計測した。調査分析については、スマートコンセントを利用した節電診断サービスを利用して、PCの省電力設定の効果を試算した。

 実験の結果、横浜市様の事務用PCすべてに省電力設定を適用した場合、推計で年間約22万キロワットアワー(kWh)の消費電力を削減可能であることが判明したという。省電力設定を行うことにより、デスクトップPC1台あたり平均で13.0Wh(削減率約20%)、ノートPC1台あたり平均で1.0Wh(削減率約5%)の消費電力が削減された。これは、一般家庭約62世帯の年間消費電力量(CO2換算で86t)に相当するとのこと。

富士通、スマートコンセントで横浜市のPC消費電力量の「見える化」を実施

《冨岡晶@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る