日清紡の第1四半期決算…増収減益、自動車関連は国内不振

自動車 ビジネス 企業動向

日清紡グループが発表した2011年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、売上高は前年同期比24.2%増の831億8500万円、営業利益が同99.3%減の3500万円。増収減益となった。

同グループは昨年12月、エレクトロニクス事業の強化を図るため、日本無線および長野日本無線を子会社化。2社の業績が加わったことにより、売上げは大幅増となった。

自動車関連では、ブレーキ部門がアジア、北米で好調だったものの、震災による国内需要の低下で減収。精密部品加工も減収。自動車向けエアコンファンなどのプラスチック成形加工は、中国や東南アジア(ASEAN)向けの需要が好調で増収となった。

一方営業利益は、不動産事業で前年同期に計上された医療施設向けの用地分譲がなくなったことや、子会社化した日本無線の売上げが第4四半期連結会計期間に集中する特性などが影響し、大幅減となった。

また経常利益は、同76.3%減の45億7700万円、四半期純利益は同56.9%減の17億4600万円となった。

《纐纈敏也@DAYS》

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