高速道路無料化は「凍結」 大畠国交相

自動車 社会 政治
大畠章宏国交相(9日・国土交通省)
大畠章宏国交相(9日・国土交通省) 全 1 枚 拡大写真

大畠章宏国交相は9日の閣議後会見で、今年度に引き続き、来年度も高速道路無料化の予算計上を「凍結する」ことを明らかにした。

同日夕方の民主、自民、公明3党の幹事長会談で、民主党主要政策の見直しが合意されたことを受けたもの。

「東日本大震災対策は、ここ2、3年はたいへん大事なとき。来年度の高速道路の無料化に関する予算は計上せず、東日本大震災の復旧復興にあてる。三党間の交渉の結果と聞いているし、私もそれを理解する」(大畠氏)

高速道路料金の今後について、大畠氏はこう話した。

「高速道路のあり方検討会をやっていただいている。今回の凍結、東北地方無料開放の実績の分析、これまでの社会実験も含めて、日本の高速道路はどうあるべきか検討、論議をいただいたものを、提示していくことが大事」

民主党政権下での高速道路無料化は撤回かという問いには、「凍結です」と訂正。「今回も凍結してその予算を復興にあてるということなので、来年もそういうこと」と、未来の可能性までは否定しなかった。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  5. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る