ティラドが発表した2011年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、売上高が前年同期比4.3%増の210億4000万円、経常利益が同0.2%増の9億8200万円と増収増益となった。
国内については、東日本大震災の影響で自動車用の売上が大きく減少したが、建設産業機械用は影響が少なく、復興需要も若干含めて増加となった。
海外においては、震災の影響が期ずれにより反映されず、自動車用と建設産業機械用を中心に好調を維持。国内の減少分を補って、売上げ増加となった。
利益面では、国内売上の減少により、営業利益は同36.8%減の7億2700万円となったものの、為替差損の減少、減損損失等の特別損失の減少、法人税等の減少などにより、純利益は同68.1%増の7億5900万円で増益となった。