日本トレクスは11日、セミトレーラのホイールハブに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、1994年5月27日~2000年6月27日に製作された計52型式557台。
重心高が高い形状の粉粒体運搬セミトレーラやタンクセミトレーラなどで、旋回時の車軸およびホイールハブに繰り返し作用する応力が大きくなることについての評価が不十分だったため、ホイールハブに亀裂が発生し、ハブが破損して車輪が脱落するおそれがある。
全車両、ホイールハブを対策品に交換する。
不具合発生件数は2件で、市場からの情報で発見した。物損事故が1件起きている。