NEXCO東日本、被災した道路の本復旧工事に着手

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3月12日、震災直後の東北自動車道・福島飯坂IC〜国見IC。路面には亀裂と波うちが見られた。
3月12日、震災直後の東北自動車道・福島飯坂IC〜国見IC。路面には亀裂と波うちが見られた。 全 7 枚 拡大写真

NEXCO東日本東北支社は11日、東日本大震災で被災した高速道路の本復旧工事に2011年9月5日から着手すると発表した。工事期間は2012年12月までの約1年半を予定している。工事個所は実に4000か所に及ぶ。

NEXCO東日本東北支社では、震災翌日には東北道を緊急補修工事で通行可能にし、緊急交通路とした。その後、段差などへの応急復旧を継続して走行性の向上を図ってきたが、道路本体はまだ震災前の状態からは程遠い状態だった。そこで、被災箇所の抜本的な本復旧工事が必要とされていた。

本復旧工事には基本的に昼夜連続の車線規制が伴い、高速道路の混雑、渋滞が予測される。NEXCO東日本東北支社では、利用者への影響に最大限配慮し、安全・快適な道路を目指し、早期に完成するようにすると発表している。

NEXCO東日本・東北支社では、一規制あたり最大40km程度の渋滞が発生すると予想している。東北方面の高速道路を走る場合は、渋滞情報などを確認する必要がある。

《編集部》

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