[居酒屋産業展11]常盤産業の電動バイク、デリバリー用の装備を拡充
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![[居酒屋産業展11]常盤産業の電動バイク、デリバリー用の装備を拡充](/imgs/p/mNECeKegOUvqFa6-p0pU_X5Mz0HRQkNERUZH/357719.jpg)
「お客様の要望が多様化しているので、それに合わせて種類を増やしているところです。これからも装備をどんどん拡充していきます」と同社関係者。今回出展した『デンバ』も、ハードボックスとソフトボックスというように、それぞれ用途に合わせている。
引き合いも多く、今回の展示会でも数件の話があったそうだ。そんな状況から来年から生産台数を月300台に増やす予定だ。そして、製造を中国から日本に移すという。「製品の輸送や技術者の派遣の費用がバカにならず、それなら日本でつくったほうがいいとなった」(同社関係者)。
現在、電動バイクは雨後の竹の子のようにメーカーが出現し、激戦の様相を呈している。その中で勝ち残っていくためには、いかに早くお客の要望に応えていくかがカギともいえる。同社が製造を日本に移す裏には、その辺の狙いもあるのかもしれない。
《山田清志》