キャデラックから大型HVオープンコンセプト…米西海岸をイメージ
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シエルは、米国で最もオープンカーが似合うカリフォルニア州の海岸線をイメージして製作されたコンセプトカー。全長5174mmという大型ボディの4ドア、4シーターオープンカーは、往年のキャデラックを思わせる堂々のフォルムが特徴だ。
それでいて、パワートレインをハイブリッドとしたのは、時代の要請に対する回答。エンジンはキャデラックの大型車が伝統としてきたV8ではなく、V6へダウンサイジングを図っている。
直噴3.6リットルV型6気筒エンジンは、ツインターボで過給され、最大出力425ps、最大トルク59.5kgmを発生。ハイブリッドシステムの詳細は未公表だが、低速時はモーター単独での走行を可能とし、駆動方式は4WD。二次電池は、リチウムイオンバッテリーとした。
キャデラックのデザインを統括するクレイ・ディーン氏は、「シエルはキャデラックの伝統、グランドツーリングオープンを再現した1台」とコメントしている。
《森脇稔》