F1の風洞で開発されたエアロロードバイク

自動車 ニューモデル モビリティ
スコット・フォイルシリーズ
スコット・フォイルシリーズ 全 2 枚 拡大写真
ゴールドウインは、スコットが開発した空力特性を追求した最新のエアロ・ロードバイク『スコット・フォイル』を8月下旬から発売する。

今回投入するフォイルは、総重量を低く抑えながら、徹底した検証に基づいて空力特性について、全方向から空気抵抗を受けにくい構造を実現したエアロ・ロードバイク。平地、登坂のシーンなど、あらゆる道路条件でより速く、より効率的に走ることを可能にした。

ロードレースで、より少ない力で同じ平均スピードを維持し、スパートのための力を温存するためには「多方向からの空気抵抗に強い」ということが不可欠な要素となる。

この課題をクリアするため、科学的な手法を重視しながら、空力的に最も優れたバイクを作り上げる「スコット・エアロダイナミックサイエンス」チームを各方面の専門家で結成。空力特性に優れたF1マシンを開発する際にも使用されるメルセデスベンツ・グランプリの風洞施設「ドラグ・ツー・ゼロ」で空気抵抗に関する検証を重ねた。

フォイルの開発プロジェクトのためだけに100時間以上も費やし、60個以上のチューブ形状をテストした結果、空力特性に加え、剛性、重量も考慮した「後縁のない翼断面形状」によってバランスのとれたフレームを設計することに成功した。

フォイルシリーズの価格は32万〜128万円。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る