トヨタ自動車は26日、中国で新たに植林を開始すると発表した。砂漠化防止へ150haに植栽する。
中国子会社のトヨタ自動車(中国)投資有限会社が河北省林業局、豊寧満族自治県林業局と「トヨタ環首都緑色経済圏豊寧植林プロジェクト」を実施することで合意し調印式典を行った。プロジェクトは2011~14年の3年間実施する。
トヨタは2001年から中国で植林活動を実施している。同年から10年間にわたって実施した豊寧満族自治県シャオバーズ郷での植林活動では3000ha(東京ドーム640個分)に390万本を植栽した。
新たに植林する地域は北京市の北方180kmに位置し、北京を襲う砂嵐の発生源の一つとされるナンシャーコーズ区域。トヨタがこれまで植林を行ってきた地域と同様、北京市を襲う砂嵐の発生源の一つとされている。