【メルセデスベンツ C63AMGクーペ 日本発表】機能に裏打ちされたデザイン

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メルセデスベンツC63AMGクーペ
メルセデスベンツC63AMGクーペ 全 6 枚 拡大写真
メルセデス・ベンツ日本が25日より販売を開始した『C63AMGクーペ』は、「Cクラス」のクーペをベースとしている。

まず新型『Cクラスクーペ』のデザインの特徴について、商品企画・マーケティング部商品企画2課古川操さんは、「クーペと一目でわかるというところです。流れるルーフラインのデザインが、ハッチバックではなくクーペであるとわかりやすく表現されています」という。

先代Cクラスには『スポーツクーペ』という、いわゆるハッチバックタイプのモデルがあったが、それとは全く違う、純粋なクーペスタイルとなっているのだ。

また、「車高自体もセダンと比較し41mm低くなっており、全体のフォルムと合わせて、クーペらしさが表現されていると思います」。

AMGとしての特徴で最も目につくのは、ボンネットのパワードーム(パワーバルジ)や大きく張り出したフロントフェンダー、そして大型のエアインテークを持つフロントバンパーなどであろう。

古川さんは「機能に裏打ちされたデザインなのです。例えばフェンダーが大きく張り出しているのは、車輪がネガティブキャンバーとなっているので、それをカバーするためのもの。ボンネットやフロントスポイラーの大型のインテークは、エンジンの放熱性を考えているのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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