【スマートEVサミット】体験者が声明を発表「先駆者として自動車の未来を伝える」

エコカー EV
EV試乗レポーターたちが集結し、これまでの体験談と今後への想いを熱く語った
EV試乗レポーターたちが集結し、これまでの体験談と今後への想いを熱く語った 全 5 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツ日本は27日、スマート『フォーツーed』(スマート電気自動車)の試乗体験レポーター7人と同社関係者らによる討論会「スマートEVサミット2011」を開催。司会・津田大介氏のテンポのいい進行とともに、活発な議論が展開された。

はじめに、レポーター7人がフォーツーedと過ごした時間をスライドで紹介。「(舗装されていない)山道を走らせてみたが問題なかった」「(起動時など)静か過ぎて歩行者などにEVの存在を気付いてもらえない」「自宅の太陽光発電で得たエネルギーをEV充電にあてても余裕があった」「(電池切れを気にして)エアコンを切って窓を全開にしてヒヤヒヤしながらゆっくり走った経験もある」など、それぞれの体験談が明かされた。

また、レポーターは、充電ステーションなどのインフラ整備の遅れ、充電プラグや電圧などの規格のバラつきといった不満点を指摘するいっぽうで、ガソリン車にはないメリット、体験してはじめてわかる意識変化などの話題も熱く語っていた。

電気自動車を体感し「もうガソリン車には戻れない」「ガソリン車に乗っていると“罪悪感”に似た感覚も得た」といった声も飛び出た。

さらに、意識変化という点で「EVを体験して公共交通や自転車・徒歩などへと移動手段を変えるという気持ちに至ったか?」という問いに対し、「むしろクルマを積極的に使いたいと思うかも」と回答するレポーターもいた。

こうした議論を経て、同サミットの参加者らがひとつの声明を発表。「電気自動車の実体験をした先駆者として、自動車の未来像やエコなライフスタイルについてソーシャルメディアなどを通じ意見を表明していく」「スマート電気自動車の今後の普及活動を担うメルセデス・ベンツ日本は、試乗体験リポーターから得た意見を踏まえて技術革新に役立てると共に、積極的に電気自動車のニュースや技術について情報発信を続け、体験できる機会を積極的に設け、新しいライフスタイルを提案する」「美しい地球環境を次世代に残すべく、日々の活動にエコを強く意識していく」という。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
  2. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  3. 東京外環道、千葉県内の4つのインターチェンジがETC専用に…9月2日から
  4. 新型EV『マツダ6e』、欧州で今夏発売へ...日本のおもてなしを体現
  5. トヨタ『GRヤリス』にモータースポーツ由来の空力パーツ採用!「エアロパフォーマンス」誕生
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る