【Fニッポン 第5戦】残念ながら中止、台風には勝てず…

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
午前11時30分、Fニッポン第5戦鈴鹿の中止が決定された
午前11時30分、Fニッポン第5戦鈴鹿の中止が決定された 全 12 枚 拡大写真

台風12号の影響により、土曜の日程を全面キャンセルし、9月4日の日曜単日での開催を目指した「全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦」。しかし、日曜の鈴鹿サーキットは強い雨に見舞われ、懸命のスケジュール調整が繰り返されたものの、午前11時30分にレース中止が決定された。

【画像全12枚】

朝、一般車両に同乗してコースを視察した現在ランク1〜2位のアンドレ・ロッテラーと中嶋一貴(ともにトムス・トヨタ)は、ピットに帰ってくると、揃って「走るのは厳しい」旨を語った。「至るところに川とプールができている」(ロッテラー)。

コースの一部には土嚢が積まれるなどの対策も施されていたが、最終的には中止という判断になった。各陣営からも「この雨では仕方ない」との声。前日の土曜は風こそ強いが雨はほとんど降っていなかったのだが、台風が遠ざかった日曜になって雨が本格化、荒天のなかを駆けつけた熱心なファンには残念な結果に……(ピットウォークや特別トークショーが行なわれるなどはしたが)。

今季開幕戦の2位以降は不振の小暮卓史(ナカジマ・ホンダ)は、タイトル争いでの巻き返しを考えると「中止は痛すぎます」と、中止決定前に語っていた。挽回に向けてのセッティング見直し策の良否を実走確認できなかったことも痛手だろう。やはり中止決定前の段階の“雑談コメント”だが、小暮は「なんとか延期に……。F1日本GPの週の木曜とかどうですかね!? 注目も集まるでしょうし」と冗談まじりに話すほど、代替レースを切望していたのだが、これはファンとしてもぜひ望みたいところ。

パドック周辺からは、11月の富士スピードウェイでの特別戦「JAF GP 富士スプリントカップ」(SUPER GTとの共催)のFニッポンのレースをシリーズ戦に組み込めないだろうか、などの非公式談話も聞こえてきているが、Fニッポンのシリーズ運営団体JRPの白井裕社長は中止決定後の会見で「できれば代替開催をしたいが、現段階ではハッキリしたことは何も言えない」と話すにとどまった。今後の動きに注目したい(追記:鈴鹿サーキットからは「今回のレースの延期日程はございません」との旨が、チケットの取り扱い及び払い戻し方法とともに発表された)。

初王座を目指すロッテラーと中嶋一貴が同点で並び(優勝回数の差でロッテラーが首位)、前年王者ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル・トヨタ)が3点差で追う形勢のまま、シリーズ次戦は9月25日決勝の宮城県・スポーツランドSUGO戦となる。

《遠藤俊幸》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『スカイライン』新型が12月公開へ! 開発期間を半減、“日産復活の象徴”はどうなる?
  2. 免許取得したばかりの少年、同乗者3人死傷の事故を起こす
  3. ヤマハ『XSR900』を「USインターカラー」に変身! ワイズギア、外装セットを限定発売 価格は29万9200円
  4. BMW 3シリーズ 新型、9月30日デビューへ…第8世代は内燃エンジン全車がハイブリッドに
  5. フォルクスワーゲン、新型EV『ID.ティグアン』を世界初公開へ エンジン車のティグアンも併売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  2. タイ矢崎電線のアルミ新工場がタイに完成、生産量3倍に増強…送配電網・自動車向けに対応
  3. [Key Person Interview]圧倒的な地の利を活かすラストワンマイルの担い手…駅レンタカーシステム代表取締役社長小堀明夫氏
  4. インド国産化の進め方、事業の核の築き方【インド・新自動車大国の素顔】
  5. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 欧州自動車産業の次の一手、欧州の現場で何が起きているのか~EV減速局面・SDV/AIへの移行・中国勢の浸透~
ランキングをもっと見る