トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は1日、8月のインド新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は1万1693台。前年同月比は84%増と、7月の99%増ほどではないものの、高い伸びを示した。
販売好調の要因が、2010年12月に発売したインド向け戦略コンパクトセダン、『エティオス』。同車は8月、トヨタのインド販売の約5割に当たる5534台を販売した。その内訳は、セダンが2710台、6月末に投入したハッチバックの『リーバ』が2824台だ。
また、ミニバンの『イノーバ』は4305台をセールス。SUVの『フォーチュナー』は897台、『カローラアルティス』も913台を売り上げた。
TKMのサンディープ・シン常務は、「8月の大幅な成長は、エティオスとイノーバによる部分が大きい」とコメントしている。