東洋ゴム、タイヤ輸送に45フィートコンテナを活用…日本初

自動車 ビジネス 企業動向

東洋ゴム工業は、海外市場向けに輸出するタイヤの輸送用に45フィート国際海上コンテナの利用を日本で初めて本格的に開始すると発表した。

2010年11月16日から20日、同社の工場所在地である宮城県岩沼市と仙台塩釜港高砂ターミナル間の公道約30kmで45フィート国際海上コンテナに輸出用タイヤを積載したトレーラーで運行する実証実験を実施した。実用化に向けた諸条件や通行の安全性、輸送の効率化の確認、検証に協力してきた。

3月25日に政府が「みやぎ45フィートコンテナ物流特区」が構造改革特区として宮城県全域で認定、仙台塩釜港の復旧整備も急ピッチで進んだのを受けて45フィート国際海上コンテナ輸送の本格運用が可能となった。

同社は仙台工場で生産した海外向け出荷タイヤの物流で、日本で初めてとなる45フィート国際海上コンテナの運用を開始、輸送の効率化を図る。

今後も宮城県と協力し、同コンテナ運用拡大を図るとともに、産業物流の発展と輸送時のCO2排出量の削減を図るとともに、東北経済の中心地である仙台港の利用拡大を通じて東北経済の復興に寄与していく構え。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  2. 「バンバン」が復活! スズキは二輪展示でも世界初、日本初が目白押し…ジャパンモビリティショー2025
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  5. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る