ジヤトコ、故障原因特定の支援ソフトを開発---木構造

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FTA支援ソフトウエアの構想図
FTA支援ソフトウエアの構想図 全 1 枚 拡大写真

ジヤトコ、東京大学、独立行政法人の産業技術総合研究所は、産・学・官連携で工業製品の高信頼性設計のための「Fault Tree Analysis(FTA)支援ソフトウエア」を開発した。

FTAは、製品故障の要因を木(ツリー)構造へ展開して解析する手法で、製品の品質や信頼性を向上させるための有効な手法として知られている。ただ、木構造の作成と編集に関する作業負担が大きい。

今回開発したソフトウエアは、製品故障事象解析の品質向上と技術者の作業負担5割削減を同時に達成するもので、高信頼性設計実現への貢献が期待される。

今後、ジヤトコ関連の自動車部品メーカーに対してFTA支援ソフトウエアをトライアル配布し、機能、品質向上活動に対する効果を評価・検証する予定。

技術の詳細は10月21~23日に山形大学で開催される日本機械学会第21回設計工学・システム部門講演会で発表する。

《レスポンス編集部》

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