死亡ひき逃げで暴力団員逮捕、身代わり出頭を疑われる

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8月中旬に埼玉県蕨市内で発生した死亡ひき逃げ事件について、埼玉県警は8日、川口市内に在住する48歳の指定暴力団員の男を自動車運転過失致死傷や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。出頭自体は事故翌日に行っていたという。

埼玉県警・蕨署によると、問題の事故は2011年8月19日の午後9時45分ごろ発生している。蕨市中央3丁目付近の県道で、横断歩道を渡っていた81歳の女性に対して進行してきた乗用車が衝突。クルマは道路右側の歩道に乗り上げ、歩いていた23歳の女性にも衝突した。

この事故で81歳の女性は死亡、23歳の女性も軽傷を負ったが、クルマは現場から逃走。警察は死亡ひき逃げ事件として捜査を開始したが、翌20日朝に48歳の暴力団員の男が「自分がやった」として出頭。身代わり出頭の可能性も考えられたことから、任意での事情聴取を行ってきた。

男は「自分のクルマが追い抜かれたことで立腹し、さらに抜き返した直後に事故を起こした」と供述。内容を精査した結果、供述内容と実況に乖離はなく、本人が事故に関与したことは間違いないと判断。8日までにひき逃げ容疑で逮捕している。

《石田真一》

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