パリのEVシェアリング「オートリブ」が新サイトをオープン

自動車 ビジネス 企業動向
オートリブの新しいウェブサイト
オートリブの新しいウェブサイト 全 5 枚 拡大写真

今年12月にサービス開始を予定しているパリのEV(電気自動車)シェアリング、オートリブが、本格稼働を前にウェブサイトを一新した。

新しいサイトでは、利用方法、料金体系、ステーションの場所など、従来のサイトよりも具体的な情報が掲載されている。サービスに使用されるEV「ボロレ・ブルーカー」の紹介やリクルート情報も用意されている。

オートリブを利用するには、まずインフォメーションセンターで登録を行う。登録には運転免許証、クレジットカード、IDカードまたはパスポートが必要となる。ここで専用カードが発行されるので、あとはステーションへ行き、カードを端末にかざせばEVが借りられる。コミュニティサイクルの「ヴェリブ」に似た方式だ。

料金体系は、1日コース、1週間コース、1年コース個人/家族の合わせて4コースが用意される。この他、EVや電動バイクを所有している人が、ステーション内の空いている充電施設を使うこともできる。こちらは1年コースのみとなっている。

実施地域はパリと周辺の45市町村で、サイトでは各都市ごとのステーションの所在地も確認できる。このうちパリでは508か所と、メトロ(地下鉄)の駅の約1.7倍もの数のステーションが用意されることになっている。

サイトでは今後のスケジュールも紹介されている。それによれば、まず10月に66台のEVと33か所のステーションで試験運用を始め、12月に250台・250か所で本格的なサービスをスタート。来年6月には1470台・1100か所に拡充するという。

《森口将之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る