琢磨ファンはロードコースでのインディカーの走りを堪能

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
佐藤琢磨
佐藤琢磨 全 7 枚 拡大写真

オーバルからロードコースへ変更になった今年のインディ・ジャパンだが、ファンに戸惑いは無いのだろうか?

これまで13年も連続して開催されてきたレースだけにそういった懸念は確かにあった。ところが、そこはさすがにフォーミュラ・ニッポンの開催地でもあるツインリンクもてぎだ。

ファンは「ロードコースを走るフォーミュラカー」を自然に受け入れているように見える。特に観客の中の多くを占める「琢磨ファン」はそのようだ。琢磨のF1レースを見慣れ、ロードコースでの彼のパフォーマンスの高さを熟知しているファンにはむしろ「歓迎」すべきコース変更だったのかも知れない。

インディカー・レースをもてぎのロードコースで行うには、ひとつの大きな物理的な問題点があった。サイズ的にも構造的にもピットだけはロードコースのものではなく、オーバルコースのものを使わざるを得なかったのだ。

そこでもてぎはメインストレートのアウト側に新たにピットへの誘導路を設けて対処した。これによってメインスタンドのお客さんからはピット作業を例年通り目の前で見られることになったのだ。

「ピットロードの入り口はスタンドに向かっていて、スタジアム・セクションのよう。バナーやフラッグを振ってくれるファンの姿が良く見えるんです」と、琢磨も言う。そのスタンドが日曜は多くのファンで埋め尽くされることを願う。

《重信直希》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る