東芝、ロシアに電力用変圧器を製造する合弁会社を新設

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東芝は、ロシアの大手タービン・発電機メーカーのパワーマシーンと、電力用変圧器を製造・販売する合弁会社を設立することで合意した。今年10-12月期中に設立。ロシア北西部のサンクトペテルブルク市に製造工場を新設し、2013年後半に操業開始する予定。合弁会社の社名は未定となっている。

合弁会社への出資比率は東芝が49.99%、パワーマシーン社が50.01%。資本金は約40億円。2015年には従業員数を350人程度にする計画。

ロシアなどの旧ソ連地域は、老朽化した変電所の更新需要に加え、増大する電力需要による新設需要が旺盛で、同地域の電力用変圧器市場は2010年の約900億円から2015年には約1200億円規模に成長する見込み。

パワーマシーンはロシアの発電所向けタービン・発電機メーカーで、旧ソ連地域を中心に多くの納入実績があり、CIS諸国の発電機器のシェアは約70%を占める。東芝は旧ソ連地域での送変電・配電事業の強化、パワーマシーン社は電力用変圧器事業への新規参入を図るため、両社は電力用変圧器事業で提携する。

《レスポンス編集部》

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