13日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー11。トヨタ自動車のブースでは、いっぷう変わった『iQ』が視線を集めた。
このiQ、ネーミングは『iQディスコ』。トヨタのドイツ法人が2010年10月、ワンオフで製作したデモカーで、今回のフランクフルトがモーターショーデビューの場となった。
iQディスコのテーマは、「ミラーボール」。ボディ全体にミラーボールのようなアルミ加工が施され、まぶしい輝きを放つ。サイドドアは、スーパーカーのように上方へ開く方式に変更されており、コンパクトカーとは思えない存在感だ。
インテリアは、プロ用のDJセットを装備。2チャンネルのミキサーに15インチのサブウーハー、ヌマーク社製のNDX800と、本格的な音響システムを採用する。トヨタのドイツ法人によると、ジェット機のエンジン音に相当する130デシベルの音を出せるという。
このiQディスコ、フランクフルトの会場では、DJとともに大音響のパフォーマンスを披露したのは、言うまでもない。