バンテック、公取の審決案に上訴はしない方針---国際航空貨物

自動車 ビジネス 企業動向

バンテックは、公正取引委員会から国際航空貨物運賃について排除措置命令と課徴金納付命令を受けた審決案に異議を申し立てていたが、これが仮に認められない場合でも、早期の解決が利益になると判断、高等裁判所へ上訴しないことを決めたと発表した。

公取は2009年3月18日に同社に対して、国際航空貨物利用運送業務の運賃・料金について、独占禁止法に違反する行為があったとし、同様の違反行為が行なわれないよう必要な措置を採ることを命じるとともに、課徴金4億1789万円の納付を命じた。

同社は「内容に承服しがたいものがある」として審判請求したが、今年7月、公取は審判請求を棄却、これに対して同社は一部の事実認定に見解の相違があるとして審決案に異議申し立てを行っていた。

今回、審判の長期化を避ける狙いから高裁へ上訴断念を決定した。課徴金については2009年3月期に特別損失として計上、納付済みとなっている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  2. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  3. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  4. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  5. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る