女性の65%「ファンデーションは、肌老化の原因」

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自分の『肌年齢』は何歳だと思いますか?
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 トレンド総研は27日、「肌の老化」に関する調査結果を公表した。調査期間は9月6日~9日で、20~29歳の女性500名を対象に実施した。あわせて、美容に関する職業に従事している女性美容家62名に対しても「ファンデーション」に関する調査を実施した。

 まずはじめに、一般女性に「自分の『肌年齢』は何歳だと思いますか?」と聞いたところ、53%と半数以上が「実年齢より上」と答え、「実年齢より下」(16%)を大きく上回った。具体的には「実年齢プラス3~4歳」が18%、「実年齢プラス5~6歳」が13%、「実年齢プラス1~2歳」が11%という結果となり、「実年齢プラス10歳以上」と答えた人も、7%にのぼった。さらに、「自分の肌が『老化している』と感じることはありますか?」という質問に対しても、実に81%もの女性が「ある」と回答している。

 続いて、「肌の老化を初めて感じた年齢」を調査したところ、その平均は「24歳」となり、多くの女性が20代の前半から「肌の老化」を感じ始めた、という結果となった。また早い人では「17歳(23歳・女性)」という回答も見られた。「肌が老化する原因は、何だと思いますか?」という質問をしたところ、「紫外線」(85%)、「睡眠不足」(72%)、「乾燥」(71%)、「不規則な食生活」(66%)、「栄養不足」(55%)、「タバコ」(30%)といった回答が上位に並ぶ中、「ファンデーション」と答えた人も30%にのぼった。

 そこで改めて、「ファンデーションは、肌が老化する原因になっていると思いますか?」と聞くと、65%の女性が「そう思う」と回答。その具体的な理由としては、「長時間つけていると、肌の調子が悪くなる」「あわないものを無理に使ったら肌荒れになったことがあるので」といった実体験に基づくもの、「いろいろな化学成分が入っているので、顔全体を長時間覆っていると成分が染みてきそう」「肌に負担になる成分が入っていると思うから」といった、“ファンデーションの成分”を気にする声も多くあがった。

 一方で「ファンデーションなし(すっぴん)で過ごすことには、抵抗がありますか?」と聞いたところ、48%と半数近くが「抵抗がある」と回答している。20代女性の多くにとって、「ファンデーションは肌老化の原因だが、やっぱり頼りたい」というのが現状のようだ。

 女性美容家を対象に実施した別調査では、美容家の92%が、「ファンデーションによる肌の負担を減らすためには、成分を確認することが重要」と回答した。また、「肌への負担が大きいと思う成分」としては、「石油系界面活性剤」(81%)、「石油系鉱物油」(79%)、「合成着色料」(68%)、「タール系色素」(66%)、「合成香料」(65%)、「石油系シリコン」(65%)などが上位にあがった。具体的に「ファンデーション選びのポイント」を聞いたところ、「石油系、合成着色料などがあまり入っていない天然の素材で作られたものを選ぶ」「天然成分で、保湿ができ、よれないものを選ぶ」など、天然由来の成分で作られたファンデーションをすすめる声が多くあがった。また、「今後は肌に優しいファンデーションに注目が集まっていくと思う」と答えた美容家は、実に92%にのぼった。

 ちなみに、美容家から推薦の声が多かった「天然由来」の成分でつくられたファンデーションのうち、代表的なメーカー5社について、成分から見た「肌への優しさ」が美容家が比較。その結果、最も票を集めたのはリソウコーポレーションの「リペアファンデーション」であったという。

女性の65%、「ファンデーションは、肌老化の原因」……ポイントは「成分」にあり

《冨岡晶@RBB TODAY》

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