ブランド存続をかけて、アストンマーチンとの協業を模索していたダイムラーのメルセデスベンツ傘下の超高級車ブランド、マイバッハ。アストンマーチンとの交渉は、決裂したようだ。
これは21日、ドイツの自動車メディア、『auto motor und sport』が報じたもの。同メディアが関係者から得た情報によると、ダイムラーとアストンマーチンの交渉は物別れに終わったという。
アストンマーチンは、近い将来復活させる「ラゴンダ」ブランドの車台を次期マイバッハと共用することで、コスト削減を画策。しかし、この計画には想定以上のコストがかかることが判明し、アストンマーチンは交渉の席を立ったと見られる。
今回報じられた内容が事実とすれば、マイバッハはいよいよ存続の危機に。同メディアは、「マイバッハはメルセデスベンツのサブブランドとして生き残る可能性が高まった」とレポートしている。