自工会志賀会長「休日シフトは恒久的な対策では無い」

自動車 ビジネス 企業動向

日本自動車工業会の志賀俊之会長は、今後の電力不足への対応について、木・金曜日を休業にして土・日曜日を操業とした今夏の対応は「恒久的な対策では無い」と述べ、今冬や来年夏の取り組みについて明言を避けた。

志賀会長は、評判の悪かった休日シフトについて「当時は東京電力の計画停電で生産に大変な影響があった。夏に向けてサプライヤーの生産が復旧するのに合わせて自動車も増産して日本経済の復興に貢献するのが使命という思いで実行した」と説明。

結果的に「大きな電力不足は無かったが、それは結果論。自動車産業の経済への影響の大きさを考えると、休日シフトは間違っていなかった」と強気の姿勢を示した。

ただ「想像以上に従業員と家族、サプライヤーに負担をかけた」と反省。今後の対応については「あくまでも(休日シフトは)緊急的な対応。今後は東京電力に電力の安定供給をお願いして緊急的なことをしなくていいように願っている」と述べた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  2. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  3. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  4. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  5. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る