3代目『パンダ』は、2代目パンダからキープコンセプトのモデルチェンジ。ボディサイズは全長3650×全幅1640×全高1550mmで、2代目と比較すると、112mm長く62mmワイドで100mm背が高い。ボディサイズの拡大は、室内のゆとりを増すのが狙いだ。
環境性能の向上も、新型の大きな開発テーマ。エンジンは複数が用意されるが、中でもフィアット『500』に初採用された新世代2気筒ガソリンエンジン、「ツインエア」がハイライトだ。
排気量900ccのツインエアは、新型パンダでは、自然吸気版が最大出力65ps、ターボ版が最大出力85psを発生。遅れて、ガソリンとメタンガスの両燃料に対応した「ナチュラルパワー」仕様が追加される。