インド自動車大手、マヒンドラ&マヒンドラは9月29日、同社としては初となるグローバル市場向けSUV、『XUV500』を発表した。
XUV500は、XUVファイブ・ダブル・オーと発音。車両のデザインからエンジンの設計に至るまで、同社が一貫して開発を手がけたモデルで、インド国産メーカーのSUVとして初めて、モノコックボディを採用する。その車台の開発には、65億ルピー(約100億円)が投じられた。
エンジンは、2.2リットル直列4気筒ターボディーゼル。最大出力は140ps、最大トルクは33.6kgmを発生する。トランスミッションは6速MT。駆動方式は前後トルク配分式4WDを設定する。0-60km/h加速は5.4秒、インド自動車検査協会の認定燃費は15.1km/リットルだ。
安全面では、6エアバッグやESPなどを標準装備。インド現地ベース価格は108万ルピー(約170万円)と、競合SUVに比べて大幅に安い価格を実現した。
同社はXUV500をインドだけでなく、欧州、オーストラリア、南アフリカなど世界市場へ投入する計画だ。