日産 ジューク に GT-R のエンジンとドライブトレイン…車名公表

自動車 ニューモデル 新型車
日産ジュークにGT-Rのパワートレインを移植したジューク-R
日産ジュークにGT-Rのパワートレインを移植したジューク-R 全 6 枚 拡大写真
日産自動車の小型クロスオーバー、『ジューク』。同車に、『GT-R』のパワートレインを搭載したワンオフモデルが、「ジューク-R」として登場する。

これは4日、欧州日産が公表したもの。日産ジュークをベースに、GT-Rのパワートレインを移植。世界最速のコンパクトクロスオーバー、ジューク-Rの開発計画が公式に告げられたのだ。

このジューク-R、フロントにGT-R用の3.8リットルV型6気筒ツインターボエンジンを搭載。そのスペックは明らかにされていないが、最大出力は現行GT-Rの530psではなく、改良前の480psと見られる。

さらに注目すべきは、エンジンだけでなく、4WDシステムや6速トランスミッションも、GT-Rから移植されるという点。ブレンボ製ブレーキや20インチのRAYS製アルミホイールも、GT-R用が装着される。また空力性能を引き上げるため、前後スポイラーやサイドスカートが追加された。

室内もGT-Rテイスト。7インチのLCDモニターをはじめ、メーターやスイッチ類にGT-Rと同じものを使用する。FIA(国際自動車連盟)の安全基準を満たすロールケージやバケットシート、5点式シートベルトも採用。もちろんジューク-Rは、公道走行が可能だ。

ジューク-Rは現在、NTC-E(日産テクニカルセンター・ヨーロッパ)において、ワンオフプロジェクトとして開発が進行中。欧州日産は、同車のイメージスケッチと開発風景を公表した。実車は11月に完成し、最初のテストが行われる予定だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. 生まれ変わった三菱『エクリプス クロス』にSNSでの反応は!? ルノーOEMのEVに「日本はどうなる?」
  4. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  5. 【アルファロメオ ジュニア 新型試乗】「蛙の子は蛙」でもやっぱりアルファロメオを選びたくなる理由…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る