東電が福島原発の映像再公開 保安院の要請受け

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原子力安全・保安院 森山善範原子力災害対策監
原子力安全・保安院 森山善範原子力災害対策監 全 1 枚 拡大写真

東京電力(西澤俊夫社長)は、3月11日の東日本大震災以降の福島原発関連で、今まで公開していなかった映像を同社ホームページで公開する。原子力安全・保安院の要請によるもの。

公開されるのは、福島第一原発に設置している「ふくいちライブカメラ」の定点スチルカメラが1時間ごとに定時撮影していた静止画像。3~5月の映像のほとんどが、現状では公開されていなかった。

東電ホームページ上で新たに公開されるのは、3月11日以降5月末日まで毎日5時から19時の間に撮影された画像。3月分は10月5日18時、4月分は12日、5月分は18日に、それぞれ東電のホームページ上に掲載する。

この期間の「ふくいちライブカメラ」の定点スチルカメラは、現在の設置場所とは違い、南側から撮影されている。ホームページでは日々更新され、最新映像しか閲覧することができなかった。現在のライブカメラは動画になっている。

原子力安全・保安院の森山善範原子力災害対策監は「これに限らず、必要な映像については速やかに公開していただきたい」と、東電に要請している。

同院は東電に対して、同社が抱えている情報は基本的に公開するよう働きかけている。

《中島みなみ》

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