【福祉機器展11】ドイツ生まれの電動カートは急斜面も大丈夫

自動車 ニューモデル モビリティ
スカウトクローラー(福祉機器展11)
スカウトクローラー(福祉機器展11) 全 3 枚 拡大写真

東京ビッグサイトで5日に開幕した「国際福祉機器展2011」にはさまざまな電動カート(電動車いす、シニアカー)が出展されている。その中で異彩を放っていたのが、オットーボック・ジャパンの『スカウトクローラー』という電動カートだ。

【画像全3枚】

なにしろ幅が1m以上あるうえ、キャタピラーがついていて小型の建機といった感じだからだ。開発したのはドイツに本社があるオットーボック社で、「車いすで雪のゲレンデを走りたい。砂浜の波打ち際まで行きたい」との声を反映して製作された。

「これは普段使っている車いすをそのまま乗せて走れるようになっています。その最大の特徴は17度の急斜面まで登ることができることなんです」と同社関係者。実際は45度まで登れるそうだが、転倒などの安全性を考えて仕様では17度までとしているとのこと。

来年1月発売の予定で、価格は200万円。現在、特別価格150万円で先行予約を受け付けているという。「個人向けとしては価格が高いので、福祉施設やレジャー施設、スキー場などに売っていこうと考えています」と同社関係者は話していた。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…岩貞るみこ
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. 米倉涼子と覚醒剤オトコとヤナセの関係---『FRIDAY』
  5. トヨタとパナソニックの合弁、新型リチウムイオン電池生産開始…レクサス『RZ』やスバル『ソルテラ』に搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る