大阪府の充電インフラ整備プロジェクトにCHAdeMOが参画

エコカー EV
充電インフラネットワーク技術ワーキンググループの検証範囲イメージ
充電インフラネットワーク技術ワーキンググループの検証範囲イメージ 全 1 枚 拡大写真

大阪府は6日、電気自動車(EV)の充電インフラ整備を推進するため、充電器メーカーやシステム会社12社が推進するプロジェクトに、EV急速充電器の規格標準化・普及を目指すCHAdeMO(チャデモ)協議会が参画したと発表した。実証実験を通じて、大阪府での充電インフラ整備を拡大すると同時に、大阪・関西発の技術仕様の全国展開、標準化をめざす。

大阪府では、電気自動車(EV)を核とした産業振興プロジェクト「大阪EVアクションプログラム」を策定、通信技術を用い複数の充電器を一元的に管理する「おおさか充電インフラネットワーク」を構築し、神戸市や京都市内も含めたEV充電サービスの展開などをおこなっている。

合わせて、大阪発のEVイノベーションを目的とした会員組織「大阪EVIS」を昨年9月に設立。今年6月には、高岳製作所やハセテックなど充電器メーカーや、兼松、日本ユニシスなどシステム会社、計12社が構成する「充電インフラネットワーク技術ワーキンググループ」を設置し、ITを利用した充電インフラの通信ネットワーク技術仕様の共通化などについて検討を進めてきた。

今回これにCHAdeMO協議会が参画。共同で、充電サービスの有料化を見据えた運用モデル、ビジネスモデルの構築をめざし実証実験を実施していく。

大阪府は、実証実験を通じ大阪・関西発の充電インフラ通信ネットワーク技術仕様の全国展開、および標準化に向けた活動が本格化する、と見ている。これらの活動を通じ「EVリーディング都市・大阪」となることをめざす。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁
  3. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  4. メルセデスベンツ初のEVワゴン、CLAシューティングブレーク新型…IAAモビリティ2025
  5. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る