ホンダ・レーシング鈴木社長、二輪レースに一段と注力

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
J-GP3藤井謙汰(10月9日、全日本ロードレース選手権、岡山)
J-GP3藤井謙汰(10月9日、全日本ロードレース選手権、岡山) 全 6 枚 拡大写真

本田技術研究所取締役常務執行役員でホンダ・レーシング(HRC)の社長も務める鈴木哲夫氏は9日、ツインリンクもてぎで報道陣と懇談し、二輪レースに一段と注力する考えを示した。

鈴木社長は「HRCができた頃のホンダのレースは、世界の主要レースにいっていた。もう一回そういうことをやろうと思っている」と述べた。

その理由として「結局ビジネスのライバルがインドメーカー、中国メーカーになっていく中で、最後はカルチャーの戦いになる。そうするとやっぱり、レースを彼らはやってないから、そのディスアドバンテージを彼らは引きずらざるを得ない。我々はそこにアドバンテージがあるから、それを止めるわけにはいかない」と説明。

さらに「トータルでブランド戦略を考えたときに大事だというのは伊東社長も言っていて、やっぱり二輪が先に行って四輪が後からという歴史があるので、そこは大事だと言っている」とし、ホンダ伊東孝紳社長のゴーサインのもと、レースに投じる資金も増やす考えも明らかにした。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  2. 公取委、ダンロップに行政処分 全天候型タイヤ「安売り阻止」疑い[新聞ウォッチ]
  3. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. レクサス、ベネチア国際映画祭の公式車両に…『ES』新型のEVがレッドカーペットに登場へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る