クライスラーとフォードのCM、「放映を中止せよ」…米団体

自動車 ビジネス 海外マーケット
Imported From Detroit. 300に限らずクライスラーが年初から展開している広告シリーズだ。
Imported From Detroit. 300に限らずクライスラーが年初から展開している広告シリーズだ。 全 3 枚 拡大写真
米国ビッグ3の2社、クライスラーグループとフォードモーター。両社が米国で放映中のテレビCMが、物議を醸している。

これは10日、米国製品のPRを通じて、米国経済の活性化や雇用創出を目指す団体、「Made in the USA Foundation」が明らかにしたもの。クライスラー『300』(日本名:『300C』)とフォード『フュージョン』の2車のCMについて、「内容に誤りがあり消費者に誤解を与える」として、米連邦取引委員会(FTC)に放映中止を求めて訴え出たのだ。

同団体はまず、クライスラー300の「インポーテッド・フロム・デトロイト」というCM表現を問題視。「クライスラー300はカナダで組み立てられており、エンジンは一部メキシコ製。米ミシガン州デトロイトで生産されているかのような誤解を与える」というのが同団体の主張だ。

同様に、フォードのフュージョンについては、「フュージョン・イズ・アメリカンカー」というキャッチコピーを問題視。同団体は、「フュージョンはメキシコ製であり、アメリカンカーではない」と指摘している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る