日産、中型FFハイブリッド車を2年後に投入

エコカー ハイブリッド
日産が新開発したハイブリッドシステム(FF車用)
日産が新開発したハイブリッドシステム(FF車用) 全 1 枚 拡大写真

日産自動車は13日、FF(前部エンジン前輪駆動)用のハイブリッド車(HV)システムを開発したと発表した。開発担当者によると、まず2年後に北米向け車両に搭載して市販する計画だ。

報道陣に公開したFF用のシステムは、すでに『フーガ』に搭載している後輪駆動車用と同様に、1モーター2クラッチ方式を採用し、スーパーチャージャーを搭載した2.5リットルのエンジンを組み合わせた。

2次電池はリチウムイオン電池を使用する。変速機はフーガHVが7速ATとしているのに対し、新開発のCVTに2クラッチを内蔵させている。エンジンにスーパーチャージャーを採用したのは、「システム全体をコンパクトにし、レスポンスと燃費を向上させる」(開発担当者)狙い。3.5リットル車並みの出力性能があることから、中型クラスに搭載される見通しだ。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BMWが24車種4万台をリコール…濡れると火災のおそれ
  2. SUBARU公認の結婚指輪、ペアのリングから六連星が浮かび上がる…12月24日発売
  3. トヨタ『スープラ』1000台以上をリコール…水が浸入して火災のおそれ
  4. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  5. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る