古野電気の中間期決算…舶用事業など順調で増収

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古野電気が発表した2011年8月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比9.2%増の13億9100万円と、増益となった。

売上高は同4.7%増の388億3500万円と増収だった。東日本大震災で東北3営業・サービス拠点が直接被害を受けたほか、部品供給不足により生産に遅れが出た。しかし営業・サービス拠点の復旧と調達・生産体制が早い段階で立ち直り、経営への影響を最小限にとどめることができた。

販売面では、円高の進行などの影響はあったものの、成長市場の開拓や販売拡大への積極的な取り組みにより、舶用事業の漁業市場向け売上、医療用機器の売上が増加した。

収益では、増収の効果で営業利益は増益となったものの、為替差損の影響で経常利益が同0.9%減の15億4700万円となった。当期純利益は同7.1%減の9億2400万円だった。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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