プジョー、パリで電動スクーターのシェアリングを実施

エコカー EV
プジョー「eビバシティ」
プジョー「eビバシティ」 全 5 枚 拡大写真

プジョーの2輪車部門プジョー・スクーターはフランス国鉄(SNCF)と共同で、パリのモンパルナス駅において電動スクーターを使ったバイクシェアリングを始めた。10月31日までの期間限定で実施している。

使用される電動スクーターは、2010年のパリモーターショーで発表された『eビバシティ』で、全長1910mm、全幅680mm、全高1168mmと125ccクラスの車格を持つ。2kWhのリチウムイオン電池と3kWのモーターを搭載し、最高速度は45km/h、航続距離は60km、充電時間は80%まで3時間となっている。

サービスは9月5日に始まっており、バイクシェアリングに供用される電動スクーターは、駅の3階にあるパストゥール駐車場に置かれている。予約はプジョーのオンライン・モビリティサービス「MU byプジョー」で行うことになっている。

営業日時は毎週月曜日から金曜日までの8〜20時。料金は24時間以内が28ユーロで、24時間延長するごとに24ユーロが加算される。さらに金曜日18時から翌週月曜日10時まで52ユーロで利用できる週末メニューも用意されている。

パリは1990年代から公用車などにEVを積極的に導入してきた経緯から、市内に100か所近い充電ステーションがある。さらに今月試験運用を開始したEVシェアリング「オートリブ」の充電ステーションは、他のEVや電動バイクでも使用可能としており、電動スクーターによるバイクシェアリング導入に最適な都市と言うことができる。

《森口将之》

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