トヨタの新型HVコンパクト、1.5リットルで燃費40km/リットルか

エコカー ハイブリッド
2011年1月のデトロイトモーターショー11に出品されたコンセプトカー、トヨタプリウスc
2011年1月のデトロイトモーターショー11に出品されたコンセプトカー、トヨタプリウスc 全 3 枚 拡大写真

トヨタ自動車が年内にも発表すると見られる新型ハイブリッドコンパクトカー、『プリウスc』こと『アクア』(仮称)。各自動車メディアのスクープ合戦で、その中身が見えてきた。

アクアは、5ドアハッチバックの小型ハイブリッド車。自動車メディア、『AutoGuide.com』によると、ハイブリッドシステムのエンジンは、『プリウス』の1.8リットルではなく、1.5リットル(排気量は1496cc)エンジンになるという。

この1.5リットル直列4気筒ガソリンユニットは、最大出力74ps、最大トルク11.3kgmを発生。モーター(最大出力61ps、最大トルク17.2kgm)との組み合わせにより、トータル出力100psを引き出すとのことだ。

注目は、その燃費性能。JC08モードで35.4km/リットル、10・15モードでは40km/リットルという驚異的な燃費をマークすると見られる。

また、ボディサイズは全長3995×全幅1695×全高1445mm、ホイールベース2550mm。ホンダ『フィットハイブリッド』(全長3900×全幅1695×全高1525mm、ホイールベース2500mm)と比較すると、アクアは95mm長く、80mm背が低いのが特徴。

12月に開幕する東京モーターショー11でのデビューが有力なアクア。国内価格は170万円前後、月販目標台数は1万5000台との情報もあり、競合他社にとっては大きな脅威となりそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る