東日本大震災の復旧・復興に1兆0473億円…国交省3次補正予算案

自動車 社会 行政
地盤沈下により広範囲で水が上がってきている。東日本大震災発生から5か月、石巻市南浜町付近
地盤沈下により広範囲で水が上がってきている。東日本大震災発生から5か月、石巻市南浜町付近 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は、東北地方の高速道路の無料開放を含めた今年度第3次補正予算概要をまとめた。国交省の総額は1兆2448億円。災害の復旧・復興と防災がすべてを占める。

東日本大震災復旧・復興のための経費が1兆0473億円。全体の4分の3を占める。残りの4分の1は、台風12号などで被害を受けた東日本大震災以外の公共施設などの災害復旧で、1975億円を振り向ける。

東日本大震災で被災した河川、海岸、道路、港湾などの原型復旧に3565億5000万円。住宅支援機構が実施する災害復興住宅融資の当初5年間の金利ゼロなど融資金利の引き下げの継続に1358億円などが主な使途。

また、東日本大震災の復旧・復興のうち全国防災の経費が2609億円見込まれている。災害に強い社会基盤整備などを作る。そのうち1092億1000万円が全国の道路の法面、盛土の補強、橋梁の耐震対策。

東北地方の高速道路無料解放は東日本大震災復旧・復興関連として、250億円が確保されている。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界最強の2Lターボ、最終モデル発表に驚きと嘆きの声「これが最後のAMG45系か…」
  2. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  3. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  4. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る