警官をはねたクルマに対して拳銃発砲、男2人を逮捕

自動車 社会 社会

23日午前1時20分ごろ、群馬県桐生市内の駐車場で、不審車両の運転者に職務質問していた警官が、このクルマにはねられる事件が起きた。クルマはそのまま逃走しようとしたが、別の警官が拳銃で射撃。乗っていた2人の男を殺人未遂などの容疑で逮捕している。

群馬県警・機動捜査隊によると、現場は桐生市東6丁目付近にあるJR両毛線高架橋下に設置された駐車場。今年7月に伊勢崎市内で傷害事件を起こし、手配中の男が乗っている可能性が高い不審な軽乗用車をパトロール中の隊員が発見。36歳の巡査長が職務質問しようとしたところ、クルマが急発進して巡査長をはねた。

巡査長は左足を骨折する重傷。クルマは約30mバックし、さらに突進してくる構えを見せたことから、一緒にいた38歳の巡査部長が「止まれ、撃つぞ」と3回警告した後、フロントガラスに向かって拳銃1発を直接発砲した。

クルマは直後に停止。警察は運転していた太田市内に在住する24歳の男と、助手席に同乗していた20歳の男を殺人未遂と公務執行妨害の現行犯で逮捕した。助手席の男が手配中の人物だったという。

警察では2人を厳しく追及。運転の男については犯人隠避容疑でも事情を聞く方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  2. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  3. マツダの新型SUV『EZ-60』すでに4万台の予約殺到! SNSでは「マツダ復権か??」「日本でも売るべき」など話題に
  4. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  5. メルセデスベンツ『Gクラス』、オープン「カブリオレ」復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る