【東京モーターショー11】マツダ、減速エネルギー回生システムで燃費10%改善

自動車 ニューモデル モーターショー
マツダのコンセプトモデル、雄(TAKERI)
マツダのコンセプトモデル、雄(TAKERI) 全 5 枚 拡大写真

マツダが2011年の東京モーターショーで世界初公開する中型セダンのコンセプトモデル『雄(TAKERI)』には減速時に発生する運動エネルギーを使って発電する減速エネルギー回生システムを採用している。

【画像全5枚】

マツダの工藤秀俊商品戦略本部長は25日、横浜市で会見し、同システムの搭載により「実用的な一般的な使い方で約10%の燃費効果がある」ことを明らかにした。

マツダが開発した減速エネルギー回生システムは可変電圧式オルタネーター、電気二重層キャパシター、DC-DCコンバーターで構成。走行中にアクセルをオフした瞬間からオルタネーターによって発電し、大容量のキャパシターに電気を蓄え、「ここで貯めた電気エネルギーはエンジンで使っている燃料ポンプとか、あるいは車両のエアコン、ランプに瞬時に使える」仕組みという。

これにより従来、発電のために要したエンジンによる燃料消費を抑制することができるほか、「(アイドリングストップ機構の)i-stopと組み合わせることによってエンジンを止めている時間を最大で80秒延長することができるほか、オルタネーターの発電を止めることによって発進時の加速性を改善するといった二次的な効果もある」としている。

マツダでは、エンジンやボディなどの既存技術を優先的に改良した上で、段階的に電気デバイスを導入する「ビルディングブロック戦略」と名付けた戦略を展開中。減速エネルギー回生システムはそのステップ2の「完成形」と位置付けており、2012年中に市販車への搭載を計画している。

《小松哲也》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『スカイライン』新型が12月公開へ! 開発期間を半減、“日産復活の象徴”はどうなる?
  2. 【ホンダ スーパーワン】CMFで“刺激”表現、『N-ONE e:』との同時開発だからこそできた差別化とは
  3. トヨタ『ノア/ヴォクシー』次期型は新開発エンジン搭載のHEVに…土曜ニュースランキング
  4. ベントレーのSUV『ベンテイガ』、日本13台限定「オルガン ストップ」発売…18Kゴールドプレーテッド装備
  5. ホンダ『WR-V』が2027年に大幅改良か? 新顔デザイン採用、待望のハイブリッド追加も!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  2. タイ矢崎電線のアルミ新工場がタイに完成、生産量3倍に増強…送配電網・自動車向けに対応
  3. ボッシュ、大型商用車事業の売上倍増へ…IAA TRANSPORTATION 2026
  4. スカニア、中国で新事業開発組織「VNBC」設立…電動・自動運転輸送を加速へ
  5. 全ての体格に対応する後席用新型シートベルト、ZFが2025年央発売へ
ランキングをもっと見る