【PCCJ 第11戦】安岡が全戦ポール・ツー・ウィン達成

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PCCJ2011 安岡が全戦ポール・ツー・ウィン達成
PCCJ2011 安岡が全戦ポール・ツー・ウィン達成 全 5 枚 拡大写真

PCCJ(ポルシェ カレラカップ ジャパン)最終戦となったのは、ツインリンクもてぎ。もてぎチャンピオンカップレースの1カテゴリーとして組まれた決勝レースの開始時間は午後2時35分だ。

シリーズ2位をかけ、今大会の目玉対決となるゼッケン47番藤田明(予選2番手)とゼッケン5番高見澤一吉(予選3番手)の一騎打ちは、完全なドライビングスキルに託された。

シグナルがオールレッドからブラックアウトし、全12周の決勝レースがスタート。抜群のスタートダッシュを見せたのは2番グリッドの藤田と4番グリッドのゼッケン18番大久保仁という2台。「スタートはよくなかった」というポールポジションのゼッケン14番安岡秀徒は、それでも、好スタートを切った藤田を抑えて1コーナーをトップのまま駆け抜ける。

一方、藤田とシリーズ2位を争う高見澤は、1コーナー進入で大久保に先行を許してしまった。高見澤は、90度コーナーでゼッケン22番マイケル・グリーンもパスされ5番手に後退。オープニングラップでシリーズ2位争いは早くも決着してしまった。

レースは1分58秒台を連発する安岡、2分00秒台でそれを追う藤田が単独走行となる中、大久保を先頭に7台が数珠つなぎになり3位争いが激化。さらに、後方からは一度最後尾まで落ちたゼッケン16番横幕ゆぅが追い上げる展開になる。

結局、トップでチェッカーを受けたのは安岡。2位は藤田、3位が大久保という結果だ。全戦でポール・ツー・ウィンという快挙を果たした安岡は、「全勝できてホッとしています。達成感というより、安堵感が強いですね」と語った。

来シーズンはどんなニューフェイスがPCCJに参戦し、白熱のバトルを繰り広げてくれるのか? 今から非常に楽しみだ。

《根賀亮仁@DAYS》

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