「フェラーリはSUVを作らない」…フィアットCEO発言

自動車 ビジネス 企業動向
フェラーリの現行ラインナップ
フェラーリの現行ラインナップ 全 6 枚 拡大写真

ポルシェ『カイエン』の成功に刺激されるかのように、ジャガー、ベントレー、ランボルギーニと、名だたるブランドが相次いでSUV市場への参入を表明。そんな中、イタリアのスーパーカーメーカー、フェラーリが創業以来の精神を固持する意向を表明した。

これは22日、『オートモーティブニュース』の欧州版が伝えたもの。同メディアのインタビューに応じたフィアット(フェラーリを傘下に持つ)のセルジオ・マルキオンネCEOは「フェラーリを、ポルシェやベントレーと競わせるつもりはない。フェラーリは(スポーツカー専業メーカーという)独自のスタンスを貫く」と話し、一部で噂となっていたSUV市場への参入を否定した。

その一方、フェラーリ傘下のマセラティに関して、マルキオンネCEOは、「マセラティには、大型の投資を続ける。マセラティを新たなジャンルに参入させ、ポルシェやベントレーと競合させるつもりだ」と語ったとのことだ。

今回のマルキオンネCEOの発言、フェラーリを創業当時と変わらないスポーツカー専業メーカーに、そしてマセラティをスポーツカーメーカー+αの新たなチャレンジを行うメーカーへと、位置付けるものとして注目できる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型マツダ『CX-5』発表に「先代よりマッチョ」「今風になった」など反響! 注目はサイズとインテリア
  2. レクサスの新境地を開くか...『ES』に「スポーツクロス」導入の噂
  3. スバル初の小型EVクロスオーバー『アンチャーテッド』、7月17日発表へ
  4. 何が変わる? 国交省が自動車整備の「事業規制」を見直し…知っておくべき7項目
  5. ほんと? マツダ『CX-5』新型、価格は350万~420万円か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る