コマツ中間期決算…中国を除いて建機好調

自動車 ビジネス 企業動向
コマツ、ホイールローダーWA150
コマツ、ホイールローダーWA150 全 1 枚 拡大写真

コマツが発表した2011年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比27.9%増の1329億円と大幅増益となった。

売上高が同14.7%増の9858億円と大幅増収となった。建設機械・車両部門の需要は、中国では減少したものの、他の戦略市場や日本、北米、欧州で前年同期を上回り、鉱山機械分野では特に好調に推移した。同社は東日本大震災からいち早く通常の生産体制に復旧させ、これら需要の増加を的確に捉えたことにより、売上げを伸ばした。

産業機械他部門では、ワイヤーソーの受注は前年同期を下回ったものの、既受注分の販売が進んだ。また、自動車業界の設備投資が回復したため、プレス機械、工作機械の販売も増加した。

収益では、増収や製造原価改善の効果もあって税引前四半期純利益は同30.1%増の1302億円となった。当期純利益は同48.5%増の946億円となった。

通期業績見通しは為替差損や中国でのワイヤーソーの販売が低迷する見込みから下方修正した。売上高は前回予想より1000億円マイナスの2兆0500億円、営業利益が230億円マイナスの2820億円、税引前当期純利益が240億円マイナスの2760億円となる見通し。

最終利益は2000億円を予想していたが1860億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  5. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る