三菱自動車、洪水影響などで通期予想据え置き

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三菱自動車工業は28日、2012年3月期の第2四半期累計決算および通期予想を発表した。上期は世界販売(小売り)が好調に推移し、営業利益は342億円(前年同期比5倍)と、00年度から上期業績の公表を始めて以降で最高となった。

上期の販売は日本が19%の大幅減となったものの、海外各地域でいずれもプラスを確保し、合計では9%増の51万9000台だった。純利益は前年の49億円の赤字から106億円の黒字に転換した。

通期の予想は、洪水によるタイ工場の生産減を3万2000台織り込むなどにより、世界販売は8月時点より4万3000台下方修正した。ただし、営業利益500億円(前期比24%増)、純利益200億円(28%増)の予想は据え置いた。

洪水の影響や円高により営業損益段階では250億円規模の減益影響を想定している。記者会見で益子修社長は「あらゆる費用の削減やコスト低減により、期初の利益目標を堅持、達成したい」と強調した。

《池原照雄》

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